音楽と僕の話

アマチュアバンドDIRTYWHITEの歌とギターをやってるKIMURAによる音楽の話のアレコレ

それが私の生きる道

4月に入り、コロナショックが本格的に我々人類にあらゆる面において影響を及ぼしてきてる。僕も関わっている外食産業に至ってはどうしようもない。

 

僕が住む群馬県の一部地域では、外出が制限されている中でもバリバリ営業しているので、生活の為にも仕事をやらざるを得ない。感染リスクを負いながら日々戦々恐々と仕事しているわけだ。

 

感染リスクも考えて、スタジオでバンド練習も個人練習も出来ない。たまの休みでも家には家族もおり、音楽と向き合う時間が減っていくという中々ヘビィな毎日を過ごしている。これはこれで一曲書けそうだが。

 

ただ、こんな状況になったことで、考え方を変えようと前向きになったことも確かで。今までのやり方はもう通用しないのだということが、世間的にも割とはっきりしてきたんじゃないかなと。そういう意味で、コロナありがとう。

 

音楽って、演奏する、歌うといった「奏でる」ことは割と簡単で誰でもどこでも出来る事なんだけど、「作る」となると、費やす時間と環境が必要になってくるし、誰でも出来ることではない。

 

そもそも音楽がなければ奏でることも出来ないわけで、作ることが出来れば何とかなる。良し悪しはとにかく、作る環境と時間の確保が今やらなきゃいけないことだなと思ったのです。

 

ただ、これ今すぐやれるということではないのでアレなんですが、目標というかそういう道標があるということ。僕もいい歳で音楽をやっておりますが、いつか自分の書いた曲を、子供達が口ずさんでいる世界が見てみたいなぁなんてことを考えていて。

 

音楽の可能性を知りたいというか。自分が子供の頃に受けた音楽の素晴らしさ、ユーミンの曲が小学校の教科書に載っていただとか、ビートルズの曲が今も受け継がれているとか、そういう想いが強く心にあるのです。

 

この先、人々の音楽の楽しみ方も変わっていくと思うので、可能性はまだまだあると。音楽がやりたい、作りたいという思いは、この先も大事にしていきたいです。それが私の生きる道。

 

パンデミックがやってきた

遂にスピッツのツアーが延期と発表されました。これを楽しみに3月をウキウキで過ごしていましたが、仕方がないです。延期なので、また逢えるその時までウキウキも延期します。

 

今回は音楽の話ではありません。

 

コロナショックの波は未だ終息せず、僕らの生活を更に窮屈なものにしている。現状、上手く対応していくしかないわけだけど、やはり終わりが見えないと不安で仕方がないでしょう。

 

実際に僕が働いている職場においても、対応策として少しでも経費を抑えて耐えるしかない状況が続いていて、挙句会社の為に社員の給料を下げるという判断が先日下された。

 

これによって僕ら家族の生活も窮屈な思いを強いられる事態となった訳だけど、この状況をピンチと捉えるかチャンスと捉えるかで未来は変わってくると僕は思っていて。

 

冷静に現状を見ながらこの先の動きを読み、行動する事がより重要だと感じています。誰が悪いとかではないと。この状況で何が出来るかという方向に向かう方が得策かと思います。

 

おそらく政府の方も何かしらの補助的な政策を考えてはいるはずなので(考えていなかったらヤバイ)、それを待つのも手かと思うし、それを見越して先に動くというのもいい。

 

僕はとにかく家族がワイワイ出来る環境がいままでと同じように続いてくれれば良いので、その可能性が見出せる方に動くつもりです。ワイワイ出来る条件が今の優先事項であります。

春の歌を聴け

新型コロナウィルスへの世間の反応が凄いですね。危機感は感じてはいるけど、何というかイマイチピンと来てないというのが本音で。至る所で自主規制活動してますけど、本当に意味がある事なのかと。大勢の人がみんな同じ事している流れがちょっと怖い。

 

僕なんかは、そういった大規模な人の流れが起きる時、誰か得する人が居るんじゃないの?と考えたりします。ちょっと冷静になった方がいいんじゃないかと。確かなことなんて何一つ無いわけだから、周りを見渡して、何をすべきかを自分で判断して行動する他無い。

 

アーティストもコンサートを辞める必要は無い。充分対策した上で行えば問題は無いはず。こんな状況下でも来てくれるファンがいるとしたら、それはアーティストにとって至極正当な、紛れもない社会貢献であると言える。真のファンに届けられる幸せ。ウィンウィンだ。

 

もしコロナが蔓延したらどうするんだ、という声があったとしても、それは充分に対策した上でのことなので仕方のなくないか?無視無視、理屈がめちゃくちゃで無知丸出しだ。それよりも満員電車の方が数倍危険だ。そっちの方いけと。

 

結局のところ、周りの流れに左右されないで、自分で決めて行動した方が賢明じゃないかと。個人的にも、今月末のスピッツのLIVEに行く予定なので、どうか辞めないでという一心です。

 

僕は死ぬまでに生で観たいアーティストがスピッツ甲本ヒロトさん、吉井和哉さん、浅井健一先生、宮本浩次先生で、浅井先生、宮本先生はもうお目にかかれたので、是非ともスピッツは観たい!マサムネさんの生歌聴きたい!コロナに負けるなスピッツ

槇原敬之

先日槇原敬之さんが薬物取締法違反ということで逮捕されたわけですけども、楽曲そのものに罪はないわけで、世界に1つだけの花という超名曲を公で流すことに謹慎する必要はない。と僕は思います。

 

良いものは良いので、これまでと同じ様に世の中の至る所で彼の楽曲達が人々の中に流れてくれることを願います。そして、罪を償った後もまた素晴らしい曲を聴かせて欲しいです。

 

槇原敬之さんの曲は、日本国民の誰もが知っている。これって物凄いことだし、きっと後世に渡って歌われていくんだろうなと。同じ日本人として誇りに思います。

 

槇原敬之さんは、僕が凄いと思う音楽プロデューサーの1人で、他で言うと小室哲哉さん、つんくさん、布袋寅泰さんなどいらっしゃるわけですが、皆さん稀有な才能があるが故に何かを犠牲にしている側面があったりするのかなと。

 

つんくさんに至っては、声を失うというなんとも切ない話で。こんなことあるのかと。受け入れがたい出来事でした。芸術の世界ではこのような話が昔からあって、現代に至るまでに伝説となって語り継がれているケースも少なくないように思います。

 

禁止薬物とわかっているのにやってしまうという副作用があることに恐怖を覚えます。ただ、槙原さん本人が犯罪に手を染めることを望んでいたとしたら話は別なのかなと。本当の事なんてわかるはずはないのでアレなんですけど。その辺の思考回路には想像を巡らしてしまいます。

 

これもまた音楽を極めた者ならではのジレンマの形なのかなと。ふと、カートコバーン先生を思い出した。思い出と一緒にペニーロイヤルティーが流れてきた。音楽は、そういうものなのかもしれない。

楽曲制作

2020年が始まりました。

今年もDIRTYWHITEをメインに音楽活動をやってくわけなんですが、バンドとは別に楽曲提供もやっていこうと以前から思っていて、先日知り合いからたまたま声をかけて頂けて。

 

若手女性ボーカリストの楽曲制作の依頼を受けまして(詳細は後程...)、とりあえずお会いしまして、人となりを伺って、今回はバラード曲をということで歌詞を渡されたんだけど、歌い手本人が書いた歌詞ではなくて、そのマネージャーさんが書いたものということで...アレ?

 

とりあえず持ち帰ってみて、やっぱり難しいなと。というのも、僕は曲を作る時は前にも書いたけど映像や景色から着想することがほとんどで、それこそ歌詞と曲を同時に作っていくのが得意なんです。同時に、が大事で。

 

渡された歌詞から映像や景色が中々イメージ出来なかったので、マネージャーさんに歌詞のコンセプトを伺ってはみたものの、ハッキリしたビジョンは浮かばずということで...ヤバイ。

 

これ、大丈夫かなぁと思いながらも僕が得意な三連のリズムで探ってみたら、今までの僕の中でストックしていたメロディがふっと出て来た。ヨシッ!これでいこう!と心に決めたらスラスラ、とりあえず曲の構成は形になりました。

 

決めたメロディに合わせて元々の歌詞のニュアンスを変えたり、文字が足りないところは僕の言葉を足すわけなんだけど、これがまた難しい。僕の中で勝手に「青春」をテーマにしてみたので、それに見合うワードを当てがったわけだけど、メロディと雰囲気が合わないといけないので。

 

こうなるともう開き直るしかない。スピッツ草野マサムネをみてみ。歌詞、意味わかんねーし。でも言葉選びは超一流じゃんね。そういうこと。というわけで、足りないところは僕のクソセンスでぶっ込みました。雰囲気良ければオッケー。世の中、開き直ることも大事です。

 

とりあえず曲は完成。あとは歌い手に聞いてもらってそれから手直しするか違うパターンでいくか決めてもらうだけということで、年明けからバタバタしておりました。リアクションが楽しみです。いやマジで短期間でいいの出来たと自負しております。

 

やってみて思ったことは、やっぱり楽しいなと。音楽を作ることは楽しい。楽しいから常に制作のこと日々考えていたし。特に理想的な形になった時の達成感は半端ない。ここから様々な形で広がっていってくれることを願う。

 

今回はボランティアみたいなもので、そんなにガチガチの企画ではないからプレッシャーもなくできたけど、ガチ企画でガチ依頼だったら大変だなぁと。音楽家としてやりがいはあるとは思うけど、仕事として二足のワラジでやるとなるとそう簡単ではないはず。

 

今年は僕的にチャレンジの年にしようと思っているので、これからもDIRTYWHITE以外のこともチャレンジしていこうと思います。ということで、楽曲制作依頼待ってまーす。

LIVE at COOLFOOL 2019/12/29

年末のライブのこと。

なかなかハードなメンツだった。皆さん持ち味を存分に発揮してらっしゃったので、僕らDIRTYWHITEはその中ではややお子様だったかなと。2度目の対バンだった発狂カルテットさんなんてやっぱり凄かったもん。

 

年末のイベントというだけあって、出演者の方々はモチベーションも高く、当たり前なのだけど仕上げて挑んでいたように感じた。その点で僕らはちょっと準備不足だったので、これは次回に活かさないといけない。

 

今回はユニットで初めて挑んだので、新しい発見があった事が良かった点。座りアコギとドラムというスタイルだと、観ている側としては動きが少なかったのでライブ感がイマイチ足りなかったかなと客観的に分析。

 

アコギにエフェクターかましてロックするという点では楽しくやれたしこれでやっていこうと思えたのでオッケーだけど、中途半端なロックほどショボいもんはないので、イシハラさんと2人でもっとロックンロールしなきゃいかんなと思いました。

 

上手い下手で勝負しても勝てないのはわかり切っているので、そこは割り切って違う所で勝負した方が良いし、エンタメはテクニックが必ずしも個性になるとは限らない。少なくとも僕らはそうではないので、僕らは僕らの音を鳴らすことに拘っていこうと思います。

BRINGER

明けましておめでとうございます。

2020年は、DIRTYWHITEとして進化して、前に進んでいこうと思ってます。

ライブ活動を通して、自分達のスタイルを確かなものにし、多くの方々に聴いてもらえるよう動いていこうと思います。

僕は音楽が好きで、バンド活動がある意味日頃のストレス発散にもなっているので、出来る限り続けていきますが、

DIRTYWHITEが何なのか、何者なのかっていう所はハッキリさせなくてはいけないので、

ただ発散する手段の為にやるだけではなく、何かを得られる存在、何かをもたらすものにしていこうと思います。

2020年にやることは、スタイルを確立して、見て頂いた方々に何かをもたらすこと。

まずは僕らが何をもたらすことが出来るのかを知りたいので、色々やってみようかなと。その積み重ねがDIRTYWHITEを作っていくことになるかもしれないので。

というわけで、今年のテーマは実験です。

まだまだ何者でもない僕らがこれからどう変化していくのか、お楽しみに。